旧NISAが廃止されましたので、5年経過したものはNISA口座(旧)から強制的に追い出されます。従来はロールオーバーでNISA口座(旧)に移せましたが、NISA口座(新)には移されず、非NISA口座に移されます。
以下、実際の挙動です。
2019年購入分が追い出されました。
こちらが追い出された分です。取得単価 3,709円です。
ついうっかり、2023年にも買い増してしまいました。これがどう影響するかが、この記事のテーマです。
後から取得した分です。
取得単価 4,193.4円です。
追い出された分の現在の状態です。
値洗いされて、4,054円になりました。課税されませんので、特に譲渡益は計算されていません。
2023年に購入した分は残っています。
取得価額は平均にされました。2019年と2023年を平均すると、3871円になります。
結論:追い出される日の終値で出て行く。残った分は、平均取得価額になる。
よく考えたら、そうなるな、という結論です。
今回のケースは、課税されないので、現状では損にも得にもなっていないようです。2023年分の取得価額が引き下げられたので、今利益があるように見えるのは偽物のような感じもします。
配当は5年間で18万円くらい出ていますが、複利効果がないので、株価も上がってほしい。